物を捨てるには、そのまま捨てる方が得か?水に溶かす方が得か?食塩を使って理系が調べてみた!!

科学

こんにちは!薬剤師ブロガーの朱之助です!!

今回はちょっと医療系からは外れます。

皆さんは、家で食塩はどんな物を使っていますか?

7月現在大変暑い日が続き、食塩は熱中症予防のためにもなくてはならないものです。

我が家では神棚を置いていまして、基本毎日お供えを換えています。

清めの塩を換える際、ふと気づきます。

廃棄する際、塩をそのまま捨てるのと、水に溶かして捨てるのと、どちらが費用が抑えられるんだろう?

水に溶かしたほうが安いのかな?

いやいや、そのままゴミ袋に詰めて捨てる?

気になったからには調べてみましょう!

1トンの塩を廃棄する前提で、それぞれどれくらいの費用がかかるか調べてみました!

こんな事気になる人はあまりいないかもしれませんが、せっかくなので参考?になれば幸いです。

それではまとめていきましょう!

そもそも食塩とは?

学生時代、理系だった人は覚えがあると思います。

塩とは、塩化ナトリウムNaClの事と言われます。

ただし、スーパーで売っている塩=塩化ナトリウムというわけではありません。

引用:伯方塩業株式会社様 商品紹介ページ https://www.hakatanoshio.co.jp/products/items.html#arashio

うちも使っている伯方の塩です!

やはり塩味だけでなく旨味を感じられる塩は良いものです。

さて、「食塩相当量」と書かれるものが塩化ナトリウムに当たります。

ですが、100g中95.5gのみ、95.5%が塩化ナトリウムに当たるとあります。

残りはそれ以外のミネラルが含まれています。

これは海水から塩を精製する際に、「にがり」として通常取り除かれる部分を、美味しく感じる程度に残すためだそうです。

料理が好きなもので、少し脱線しました。

このような粗塩の場合、体積と重量の比は、

5ml=5g

とされています。

まとめますと、

・「塩=塩化ナトリウム」ではない

・家庭の塩で考えると、どうしてもおおよその値になる。

・容積比は1:1と仮定する

となります。

商品によって食塩相当量は異なりますので、今回の検証は、概ねの値を求める形になります。

おおよその目安としてもらえればと思います

ゴミ袋に詰めて捨てる場合

まず、そのままゴミ袋に詰めて廃棄する場合、どれくらいの費用になるでしょう?

今回計算するに当たり、確認してみたのですが、自治体によって廃棄費用の計算方法が異なるようです。

東京23区内の場合は、廃棄は無料だったりします。

今回は概算なので、環境省発表の資料から、家庭ごみのゴミ袋の金額の中央値、45Lを35円として計算していきます。

さて、それでは塩を1トン廃棄する場合の費用を考えていきます!

粗塩の場合、容積比は1:1なので、

1トン=1000kg=1000L

1000L÷45L=25.222222…≒22.2

22.2×35円=777円

となりました。

1トンを捨てると考えると、すごい金額になりそうですが、千円札でお釣りが来る程度で済むようです。

ちなみに計算できないので、ゴミ捨て場まで持っていく労力は換算しておりません。

水に溶かして廃棄する場合

まず、水ににどれだけ食塩が溶けるかを考えます。

塩百科さんというHPから、食塩が水に溶ける限界の量、つまり溶解度を参考にしました。

概ね1Lの水に、20℃で264g溶けると仮定します。

ただし、100gの水に26gの水を溶かすと、合計126gとなってしまうことに注意します。

よって1トンの食塩を水に溶かす場合、求める水の必要量をXLとして、

1L:264g=XL:1000000g(1トン)

264X=1000000

X=3787.8787…≒3787.88L

となります。

塩の容積比は1:1と仮定しているので、

1トンの塩は1000L

よって食塩水の合計は、

3787.88L+1000L=4787.88Lということになります。

次にこれを廃棄する計算を行います。

水を使い、廃棄する必要があるので、上下水共に必要な費用として考えます。

ただし、水道料金も自治体によって異なりますので、「水とくらす」様の中の水道料金ランキングから、全国の水道料金の中央値を計算したところ、

20m3で、3048円、1m 3で152.4円と計算できました。

1m 3 は1000Lであるので、4787.88L≒4.488 m3となりますので、

4.488×152.4=683.97円

となりました!

結論!

以上まとめます。

・ゴミ袋として廃棄する場合は、777円

・水に溶かして廃棄する場合は、684円

よって、金額的には、水に溶かすほうが費用が安くなることがわかりました!

もちろん、金額は概ねの数値であり、1トン分の食塩を水に限界まで溶かす労力は、想像するだけでゾッとします。

なんとなく疑問がスッキリする助けになれば幸いです!

以上朱之助でした!

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